「青少年活動センター」施設利用有料化に反対する請願 Tweet
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署名プロジェクトの詳細
京都は、伝統的な文化や作法が現代に根付く、日本でも有数の文化都市です。と同時に、昔から京都には大学が多く、若者が新しい表現に挑戦する土壌がありました。伝統的な文化が下支えしてきたからこそ、尖った表現や斬新な表現をも受け止め、新しい芸術を生み出してきました。
舞台芸術の分野においても、能や狂言・日本舞踊といった100年以上の伝統を持つ芸術と、大学におけるサークル活動から始まった現代演劇、あるいはコンテンポラリーダンスの活動が共存しています。現代演劇の分野では、鈴江俊郎さん、松田正隆さん、土田英生さんを始め、現代日本を代表する劇作家・演出家を数多く生み出しており、その多くが、大学時代の活動から継続して京都で活動しています。またコンテンポラリーダンスの分野においても、現代舞踊の次代を担う振付家が集まる「トヨタコレオグラフィーアワード」の大賞や観客賞を京都のアーティストが毎年のように受賞するなど、数多くの才能を生み出しています。
その裾野を支えているのが、稽古場の存在です。学生時代は、大学の一教室、あるいは学内の劇場などで稽古・リハーサルを行うことが出来ますが、アーティストとしてのオリジナリティを発揮し、真に社会に自らの作品を問うために大学を出れば、自由に使える稽古場は十分に整備されているとはいえません。京都市では、2000年に元小学校を改修して「京都芸術センター」を設置し、教室部分を稽古場として無償で提供していますが、数に限りがあり、ある程度の実績と将来性が見込めなければ「京都芸術センター」で稽古することは出来ません。それ以前から、いまだ評価されていない原石のような若手の芸術家たちを支援してきたのが、京都市内に7箇所設置されている「青少年活動センター」です。
「青少年活動センター」は、30歳以下の個人・グループであれば、無料で会議室などを利用することが出来ます。2000年に「京都芸術センター」が出来る以前、あるいは現在「京都芸術センター」を使用しているアーティストもその前は、「青少年活動センター」を使用していました。審査や選考がなく、申込順で誰でも使える(一部、優先的に使用するための選考はある)この施設は、京都の舞台芸術創造環境にとって、大きな役割を果たしてきました。未分化のアーティストたちにとって、「青少年活動センター」は、自らの表現を試し、磨き、確固たるものにしていくためになくてはならない場所なのです。
その「青少年活動センター」の施設利用の有料化は、そういった若手のアーティストたちにとっては、死活問題です。今回の有料化は、23歳〜30歳を対象としていますが、大学を出てから本格的にアーティストとしての活動を始める彼らにとって、今回の年齢設定はその活動を否定されているようなものです。京都市の財政難を理由にした有料化ですが、わざわざ経済的に不安定な若手の表現者たちに負担を強いるのはおかしい。また、将来的に京都から優れた舞台芸術表現を生み出すかもしれない彼らの活動を萎縮させるような施策は、京都市にとって大きなマイナス以外の何者でもありません。
現在、京都から現代演劇あるいはコンテンポラリーダンスの優れた才能が生み出されているのは、そういった若手のアーティストが自由に創作に打ち込める舞台芸術創造環境があってこそのことです。そういった裾野の充実が、将来を担う人材を生むのです。日本各地からも、これまでの京都の創造環境は賞賛を集めており、創作のために京都へ移住する人もいるほどです。今回の施策が、その裾野を縮小し、京都における舞台芸術創造環境の悪化を招くことは必至です。
今回の有料化について市は、「現在7つある青少年活動センターをなんとしてでも維持するため、利用者に負担を強いることを決断した」と説明していますが、逆に有料化によって経済的に利用できないアーティストが多数出て、利用率が激減する恐れさえあります。そうなれば、利用率の低い活動センターから閉鎖に追い込まれる危険もはらんでいます。
私たち京都舞台芸術協会は、京都の舞台芸術環境の悪化と、若いアーティストの自由な創造環境を守るため、今回の「青少年活動センター」の一部有料化に反対します。ご賛同いただける皆様のご署名をよろしくお願いいたします。
舞台芸術の分野においても、能や狂言・日本舞踊といった100年以上の伝統を持つ芸術と、大学におけるサークル活動から始まった現代演劇、あるいはコンテンポラリーダンスの活動が共存しています。現代演劇の分野では、鈴江俊郎さん、松田正隆さん、土田英生さんを始め、現代日本を代表する劇作家・演出家を数多く生み出しており、その多くが、大学時代の活動から継続して京都で活動しています。またコンテンポラリーダンスの分野においても、現代舞踊の次代を担う振付家が集まる「トヨタコレオグラフィーアワード」の大賞や観客賞を京都のアーティストが毎年のように受賞するなど、数多くの才能を生み出しています。
その裾野を支えているのが、稽古場の存在です。学生時代は、大学の一教室、あるいは学内の劇場などで稽古・リハーサルを行うことが出来ますが、アーティストとしてのオリジナリティを発揮し、真に社会に自らの作品を問うために大学を出れば、自由に使える稽古場は十分に整備されているとはいえません。京都市では、2000年に元小学校を改修して「京都芸術センター」を設置し、教室部分を稽古場として無償で提供していますが、数に限りがあり、ある程度の実績と将来性が見込めなければ「京都芸術センター」で稽古することは出来ません。それ以前から、いまだ評価されていない原石のような若手の芸術家たちを支援してきたのが、京都市内に7箇所設置されている「青少年活動センター」です。
「青少年活動センター」は、30歳以下の個人・グループであれば、無料で会議室などを利用することが出来ます。2000年に「京都芸術センター」が出来る以前、あるいは現在「京都芸術センター」を使用しているアーティストもその前は、「青少年活動センター」を使用していました。審査や選考がなく、申込順で誰でも使える(一部、優先的に使用するための選考はある)この施設は、京都の舞台芸術創造環境にとって、大きな役割を果たしてきました。未分化のアーティストたちにとって、「青少年活動センター」は、自らの表現を試し、磨き、確固たるものにしていくためになくてはならない場所なのです。
その「青少年活動センター」の施設利用の有料化は、そういった若手のアーティストたちにとっては、死活問題です。今回の有料化は、23歳〜30歳を対象としていますが、大学を出てから本格的にアーティストとしての活動を始める彼らにとって、今回の年齢設定はその活動を否定されているようなものです。京都市の財政難を理由にした有料化ですが、わざわざ経済的に不安定な若手の表現者たちに負担を強いるのはおかしい。また、将来的に京都から優れた舞台芸術表現を生み出すかもしれない彼らの活動を萎縮させるような施策は、京都市にとって大きなマイナス以外の何者でもありません。
現在、京都から現代演劇あるいはコンテンポラリーダンスの優れた才能が生み出されているのは、そういった若手のアーティストが自由に創作に打ち込める舞台芸術創造環境があってこそのことです。そういった裾野の充実が、将来を担う人材を生むのです。日本各地からも、これまでの京都の創造環境は賞賛を集めており、創作のために京都へ移住する人もいるほどです。今回の施策が、その裾野を縮小し、京都における舞台芸術創造環境の悪化を招くことは必至です。
今回の有料化について市は、「現在7つある青少年活動センターをなんとしてでも維持するため、利用者に負担を強いることを決断した」と説明していますが、逆に有料化によって経済的に利用できないアーティストが多数出て、利用率が激減する恐れさえあります。そうなれば、利用率の低い活動センターから閉鎖に追い込まれる危険もはらんでいます。
私たち京都舞台芸術協会は、京都の舞台芸術環境の悪化と、若いアーティストの自由な創造環境を守るため、今回の「青少年活動センター」の一部有料化に反対します。ご賛同いただける皆様のご署名をよろしくお願いいたします。
NPO法人京都舞台芸術協会 について
京都における舞台芸術創造の、環境整備、情報発信、教育普及など。







